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アスベスト関連ニュース

10/08/19

自分が病気かどうか、不安な場合

石綿による健康被害は、石綿肺など短期間で多量の石綿を吸入することによって発症する疾病は10年以降に、中皮腫など低濃度の石綿の吸入によっても発症する疾病は30~50年という長い潜伏期間を経て発症します。早期発見・治療には、石綿による疾病の自覚症状があるか、チェックすることが大切です。石綿を吸い込んだ可能性のある方で呼吸困難、咳、胸痛などの症状がある方、その他特にご心配な方は近隣の労災病院のアスベスト疾患センター等の専門医療機関にご相談ください。
 
・息切れがひどくなった場合
・咳や痰が以前に比べて増えた場合や、痰の色が変わった場合
・痰に血液が混ざった場合
・胸や背中の痛みが持続する場合
・顔色が悪いと注意された場合や、つめの色が紫色に見える場合
・顔がはれぼったい場合、手足がむくむ場合や、体重が急に増えた場合
・激しい動悸がする場合
・風邪をひいて、なかなか治らない場合
・微熱が続く場合
・高熱が出た場合
・寝床に横になると息が苦しい場合
・食欲がなくなった場合や急にやせた場合
・やたらに眠い場合
 
また過去に石綿を吸い込んでしまった恐れのある人は、喫煙により肺がんのリスクが増大するため、禁煙することが重要です。

10/08/19

アスベスト(石綿)関連疾患

石綿健康被害救済制度の対象となる疾病は、中皮腫と石綿による肺がんです。
 
これら以外にも、石綿との関連が知られている疾患として、石綿肺、良性石綿胸水、びまん性胸膜肥厚があります。
 
このうち、中皮腫、石綿肺は石綿ばく露の特異性が高い疾患です。また石綿ばく露の医学的所見として重要な胸膜プラーク(肥厚斑)も石綿ばく露の特異性が高い所見です。一方、肺がんや胸水貯留、びまん性胸膜肥厚は石綿以外の原因でも生じるため、石綿ばく露の特異性が低くなります。とくに、肺がんでは喫煙が重要な危険因子となっています。
 
石綿関連疾患は石綿ばく露開始から発症までの潜伏期間が長いことが特徴です。石綿肺、肺がん、中皮腫、胸膜プラークと石綿粉じんばく露量、潜伏期間との関係については、図7のようになります。胸膜プラークや中皮腫は石綿肺や肺がんよりも低濃度ばく露で発症することが知られています。

10/08/19

アスベスト(石綿)による健康被害の実態

石綿による健康被害と言われている中皮腫の患者は年々増えつづけています。厚生労働省の人口動態統計によると、1960年代の石綿輸入量の増加した時期に潜伏期間(平均約40年)を加えた時期にあたる最近において急増してきています。2005年に中皮腫で死亡された方は911名で、1995年の倍近くになっています。一方、石綿にさらされる業務による肺がん、中皮腫として労災補償を受けている方々も1990年代から増えており、2004年度には186名(肺がん58名、中皮腫128名)、2005年度は715名(肺がん213名、中皮腫502名)、2006年度は1,783名(肺がん783名、中皮腫1,000名)、2007年度は1,496名(肺がん501名、中皮腫995名)でした。

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